伊豆半島ジオパーク推進協議会 ( Webサイト )
TEL : 0558-72-0520
今、伊豆で 2,000万年前の地球と語る
ジオパークは、世界遺産などと同様に、ユネスコが推し進めているプログラムのひとつです。
地質学的にみて国際的な価値のあるエリアをジオパークと称し、地質遺産を保護しながら環境教育、ジオツーリズムといった分野に活用することで、地域の持続可能な開発を促すことを目的とします。
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1 龍宮窟
波が海岸の波にうちつけると、崖の弱い部分(柔らかい地層や断層など)が削られていき、洞窟ができることがあります。こうしてできる海の洞窟を海食洞(かいしょくどう)と呼びます。 田牛(とうじ)の龍宮窟(りゅうぐうくつ)は、おおきな海食洞の天井が一部崩れて、直径40~50メートルほどの天窓が開いたものです。
波が海岸の波にうちつけると、崖の弱い部分(柔らかい地層や断層など)が削られていき、洞窟ができることがあります。こうしてできる海の洞窟を海食洞(かいしょくどう)と呼びます。 田牛(とうじ)の龍宮窟(りゅうぐうくつ)は、おおきな海食洞の天井が一部崩れて、直径40~50メートルほどの天窓が開いたものです。
2 恵比須島
恵比須島は橋で渡ることができる小さな島です。 島を一周する遊歩道には、軽石や火山灰が作る美しい縞模様や、荒々しい水底土石流など、太古の海底火山の名残が残ります。地殻変動によって少し傾いた地層は、遊歩道に沿ってつぎつぎと姿を変え、楽しいジオ散歩を楽しむことができます。
恵比須島は橋で渡ることができる小さな島です。 島を一周する遊歩道には、軽石や火山灰が作る美しい縞模様や、荒々しい水底土石流など、太古の海底火山の名残が残ります。地殻変動によって少し傾いた地層は、遊歩道に沿ってつぎつぎと姿を変え、楽しいジオ散歩を楽しむことができます。
3 鮎壺の滝
黄瀬川にかかる鮎壺の滝(県指定天然記念物)には、何枚かの溶岩が積み重なった厚さ10mほどの岩盤が見られます。 これは、およそ1万年前に富士山から流れてきた溶岩流(三島溶岩)です。 溶岩の下にあったやわらかいローム層(風に舞った火山灰や大気中のほこりが積もった地層)が黄瀬川の流れによって削られ、残された硬い溶岩の部分が滝を作り出したのです。
黄瀬川にかかる鮎壺の滝(県指定天然記念物)には、何枚かの溶岩が積み重なった厚さ10mほどの岩盤が見られます。 これは、およそ1万年前に富士山から流れてきた溶岩流(三島溶岩)です。 溶岩の下にあったやわらかいローム層(風に舞った火山灰や大気中のほこりが積もった地層)が黄瀬川の流れによって削られ、残された硬い溶岩の部分が滝を作り出したのです。
4 大室山
大室山(おおむろやま)は約4000年前の噴火でできた直径250~300mほどのすり鉢状の噴火口を持つ火山です。 伊豆東部火山群の中でも最大のスコリア丘(きゅう)であり、古くからおこなわれてきた「山焼き」の伝統行事によって、椀を伏せたような山体・地形が見事に保たれています。山体全体が国の天然記念物指定を受け、山体の保護のため現在は徒歩での登山は禁止されています。山頂へはリフトをご利用ください。
大室山(おおむろやま)は約4000年前の噴火でできた直径250~300mほどのすり鉢状の噴火口を持つ火山です。 伊豆東部火山群の中でも最大のスコリア丘(きゅう)であり、古くからおこなわれてきた「山焼き」の伝統行事によって、椀を伏せたような山体・地形が見事に保たれています。山体全体が国の天然記念物指定を受け、山体の保護のため現在は徒歩での登山は禁止されています。山頂へはリフトをご利用ください。